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2019年1月 高性能センサソリューションのams、スマートフォンのOLED画面背後で 周囲光を計測するオプティカルセンサTCS3701を発表



amsは、OLED画面の背後から周囲光の強度を正確に測定可能なRGB光とIR近接センサIC、TCS3701の発売を発表しました。この機能は、通常周囲光/近接センサが配置されるスマートフォンの前面でベゼルを削減し、ディスプレイ面積を最大化する現在のインダストリアル・デザインのトレンドに対応しています。

「OLED背後」の周囲光/近接センサの開発により、amsはスマートフォンメーカーが本体の寸法に対する最大の表示面積を確保し、またRGB/赤外線センサを必要とするタッチ機能の無効化やディスプレイの輝度/色の自動調節といった必須機能を維持することを可能にします。

放射性のOLEDディスプレイ画面の背後から動作するという制約にも関わらず、TCS3701はセンサの直上に配置されたディスプレイのピクセルから放射される光に追加される、ディスプレイ透過後の周囲光を検出します。amsは、センサ直上のディスプレイピクセルの輝度を把握しなくても周囲光のレベルを正確に検出する独自のアルゴリズムを開発しました。

OLED画面を透過する光は画面の不透明性により制限されますが、TCS3701は光に対する超高感度を備えており、あらゆる周囲光条件で正確な光測定を行うことが可能です。

TCS3701の2.0mm x 2.5mm x 0.5mm OQFNパッケージは、スマートフォンのOLED画面の背後に収まるコンパクトさを備えています。スマートフォンの設計者は、近接検出機能に対応するためにIRエミッタを前面の最適な場所へ柔軟に配置することができます。クロストーク補正アルゴリズムが、高信頼性の近接検出性能を実現します。

amsの統合光センサ事業部門のシニアプロダクトマーケティングマネージャー、デイヴィッド・ムーン(David Moon)は次のように述べています。「今日のスマートフォンOEMは製品のスクリーン対ボディ比率を最大化するために尽力しており、ディスプレイ正面のベゼル面積を可能な限り削減しています。設計者はTCS3701によってこのトレンドを一段上のレベルで実行することができ、ひいてはベゼルを完全に排除する可能性を示すものです。これは、TCS3701がOLEDディスプレイの背後で動作できることから可能になっており、それはデバイスの傑出した感度と、OLEDディスプレイで生じる光学的歪を補正する洗練された測定アルゴリズムの採用を通じて実現された革新的な技術の賜物です」

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