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2023年5月25日【Variscite】VarisciteのSOMを使用して起動時間を短縮するヒントをご説明します。

U-Boot最適化

・U-Bootスプラッシュ画面をサポートしているSOMから、U-Bootスプラッシュ画面を削除します。
 こちらの例(英文)に従って、U-Bootコマンドラインでスプラッシュ画面を無効にすることができます。
 U-Bootからスプラッシュ画面サポートを完全に削除するには、U-BootソースコードでCONFIG_VIDEOも無効にしなければなりません。
・U-BootでCONFIG_BOOTDELAYを”0”に設定変更して、オートブートが発生するまでの1秒間の遅延を確保します。
・アプリケーションが超高速ブートを必要とする場合は、更なる時間短縮のためにFalconモードの実装を検討してください。
 Falconモードは、U-Bootを完全にスキップし、SPLからカーネルをロードします。
 注意: U-Bootボードファイルから重要なコードがスキップされていないことを確認してください。 必要に応じて、それらのコードはU-BootからSPLに移動します。
    Falconモードのサポートを追加するより詳しい方法については、こちらのガイド(英文)をお読みください。
・カーネルコマンドラインに「quiet」を追加します。これにより、起動中にプリント出力が停止しますが、これには時間が掛かります。

Linux最適化

・デフォルトのカーネル構成から不要なドライバーを削除してよりスリムでクリーンなカーネルイメージとし、より速くロードできるようにします。
・不要ノードをデバイスツリーから削除または無効にします。
・起動最後にロードするよう必要なドライバーをモジュール化してビルドします。

Rootfs最適化

・起動時に実行される不要パッケージをファイルシステムから削除します。
 Yoctoを使用する場合は、最小限イメージとしてcore-image-minimal またはcore-image-baseから開始し、必要なパッケージのみをそれに追加することを
 お勧めします。
・アプリケーションにとって意味があるなら、ファイルシステムをRAMディスクから実行することを検討してください。
 この手法は、小規模読取専用ファイルシステムに使用される事があります。

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