RECOMがリリースしたカプセル化AC/DCコンバータのRAC04NE-Kシリーズは、100VAC～277VACの公称値の全入力範囲および-40℃～+80℃の範囲にわたって、ディレーティングなしで連続4Wの定格で動作します。
また、限られた時間では6Wのピークも利用可能です。これらの特性により、このモジュールは、ビルディング/ホームオートメーション、照明、データ通信/電気通信、eモビリティ、産業など、要求が厳しく、かつコスト重視の幅広いアプリケーションに適しています。
その他の特徴には、クラスII絶縁、3000mまでのOVCIII認証、強化されたライン過渡耐性、伝導EMI規格EN55032 クラスBへの準拠、フローティングまたは接地接続出力などがあります。
5、9、12、15、24Vの完全に安定化された出力電圧が利用できるこの製品は、37 x 24 x 18mmのスルーホールPCBマウント形式で提供されます。
一部のモデルは、取り付けラグ付きの有線形式（サイズ37.8 x 24.8 x 18.7mm、カプセル化、IP65認証）でも用意されています。
各種のエンドアプリケーション向けに包括的な安全認証およびEMC認証を取得しており、過負荷、短絡、出力過電圧に対する安全な保護機能を備えています。
MIL-HDBK-217に基づいた40℃の地上温和環境でのMTBFは200万時間以上と算出されており、厳しい環境下でも信頼性の高い動作を保証する高い製造品質となっています。
設計寿命は、230VAC、全負荷、50℃の周囲温度で12年以上となっており、RECOMの3年保証が付属しています。
「これらのハイスペックなAC/DCコンバータは、信頼性、性能、コストが重要なあらゆるグローバルアプリケーションに簡単に統合できます」とRECOMのAC/DC製品マネージャーであるMichael Schrutka（修士）はコメントしています。
