TOPICS
トピックス
サンダーソフトジャパン株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:今井正徳、以下サンダーソフト)は、10月26日、IoT機器上でAI機能を提供するスマートIoT製品向けの開発プラットフォーム「Thundercomm TurboXTM SoM (System on Module)」を、日本市場向けに提供開始することを発表しました。
TurboX SoMは、AIを組込んだ高品質なスマートIoT製品の開発を容易かつ短期間で行えるようにするための開発プラットフォームです。コアコンピューティングモジュール、オペレーティングシステム、AIアルゴリズムとSDKの統合ソリューションで、開発ボードやコミュニティサービスでのサポートも含まれています。今回のTurboX SoMの開発にあたっては、サンダーソフトとクアルコム社の両社で設立されたIoT研究開発の専業合弁会社、Thundercomm Technology社が行います。TurboX SoMは、CPUの性能に応じて、クアルコム社の提供するSnapdragon ™ (APQ8053Pro、APQ8096、SDA845、MDM9206)が搭載されたモジュール4種類から構成されています。
SoM製品名称 | 使用 SoC |
---|---|
Thundercomm TurboX S626 | Qualcomm® APQ8053Pro プロセッサー |
Thundercomm TurboX D820 | Qualcomm® APQ8096 プロセッサー |
Thundercomm TurboX D845 | Qualcomm® SDA845 プロセッサー |
Thundercomm TurboX S9206 | Qualcomm® MDM9206 LTE モデム |
サンダーソフトは、今回同時に、開発者向けの組込みAI開発・検証キット「Thundercomm TurboX™ AI Kit」(以下AI Kit)を日本で提供します。「AI Kit」は、D845 SoMを搭載したBox型コンピュータで、OSはAndroid及びLinuxをサポートし、Qualcomm® Snapdragon™ 上で組込みAIアルゴリズムを実行するQualcomm® Snapdragon Neural Processing Engine(SNPE)の開発環境と、サンダーソフトが開発した高性能AIアルゴリズムライブラリを提供します。開発者は、このAI KitによりQualcomm SDA845プロセッサーの持つ高性能なSNPEを活用して、高度な画像認識や音声認識などのAIアルゴリズムと、高解像度カメラ、Wi-Fi、BT、GPSなど多彩な機能を組み合わせて、迅速な開発・検証・実証実験が可能となります。想定されるスマートIoT機器は、ゲートウェイ、ロボット掃除機、デジタルサイネージ、医療機器、VR/AR、自動販売機、産業向けタブレット製品、ロボット、ドローン、スマート監視カメラなどが挙げられます。
TurboX SoMのThundercomm TurboX D820の受注を11月1 日から開始し、その他のSoM製品については随時発売していきます。AI Kitは11月1日から予約を開始し、2019年1月中旬より出荷開始します。
アロー・エレクトロニクス・ジャパンは、IoT時代に向けたシステムソリューションをお届けすることを目指しビジネスを拡大してきました。Thundercomm TurboX SoMはこの方向性に沿った製品で、弊社の持つ多くのお客様のニーズに応えることができます。また、弊社グループの電子部品ネット通販サービス『チップワンストップ』より、当該製品を1つから当日出荷体制にて、さらに多くのお客様のご期待にお答えしていきます。
製品に関するお問い合わせ先
アロー・エレクトロニクス・ジャパン株式会社
E-mail:iot-info@arrowjapan.com
TEL:03-5425-1531
半導体流通市場も大きく広がっていき、さらに成長を続けています。
自分の能力を存分に発揮したいという方、
エレクトロニクス分野で活躍したい方 企業家・事業化精神に
あふれた方、想いにお応えできるフィールドがあります。
製品の他にも、サービスに関する事、PRに関するご質問等、
承っております。みなさまからのお問合せについては、
以下の窓口よりお受けしております。
お気軽にご連絡ください。
© 2024 Arrow Electronics Japan KK. All Rights Reserved