Snapdragon820のSoMを用いた、自然言語処理ベースの家電用スマートヒューマンマシンインターフェースの開発事例を紹介します。
今日の民生機器は、複数のセンサー、接続オプション、音声コマンドなどの高度な機能によりインテリジェントになっています。お客様は、タッチスクリーンインターフェースと、音声ベースのコマンド作動、顔認識、および食品検出のようなインテリジェント制御を含む、次世代の家電製品用のインテリジェントなヒューマンマシンインターフェース(HMI)を開発したいと考えていました。
eInfochipsは、お客様の要件を精査した後、Qualcomm Snapdragon 820プラットフォームのEragon 820モジュールを利用したソリューションを提案しました。 eInfochipsは、ハードウェア設計やファームウェア開発を含む、お客様の家電製品向けのHMIの包括的な開発に着手しました。
(課題)
お客様は家電製品用のスマートHMIを開発したいと考えていました。 この次世代インテリジェントな家電ソリューションを開発する際にお客様が直面した主な課題は、最新の技術に関する専門知識と時間の市場投入期間が不十分であったことです。 彼らは、HMIのカスタム開発を支援し、既存のテクノロジーを活用して市場投入までの時間を短縮するパートナーを探していました。
(解決)
eInfochipsは既存のSnapdragon 820ベースのモジュール、ソフトウェア開発キット、プラットフォームでサポートされているフレームワークを活用して、家電の自動化のためのスマートでインテリジェントなHMIの開発をeInfochips主導でおこないました。
キーポイント:
・ ハードウェアの開発。 Android 6.0の移植
・ クアルコムのSnapdragon Neural Processing Engineの組み込み
・ IBM Watsonを使用した製品コマンドのタッチスクリーンと自然言語処理
・ AlexNetを使った食品の検出
・ Snapdragon SDKによる顔認識
この結果、お客様は、1つの主要な技術イベントにおいて、HMIの概念実証(PoC)を成功させました。
この他にも成功事例はたくさんあります。詳細は
https://www.einfochips.com/resources/ をご覧ください。