2022年1月②【eInfochips】スマートホーム用緊急通信エッジゲートウェイ

eInfochips社は、製品およびソフトウェアエンジニアリングサービスを提供する、
米国Arrow Electronicsの100%子会社です。 140ヶ国以上に500以上の製品を
4,000万台以上出荷し、デバイス、デジタル、品質、シリコンエンジニアリングの
サービスを提供する、エンジニアリングニーズのワンストップショップとして事業
を展開しています。
今回はその多くの開発事例の中からスマートホーム用緊急通信エッジゲートウェイ
の開発事例を紹介いたします。

＜概要＞
お客様は、建設、医療、住宅、化学、都市インフラにて数十億ドル規模の
ビジネスを展開する日本の複合企業です。そのスマートホームプラットフォーム
向けに、お客様は、高齢者の安全とセキュリティのためにオペレーションセンター
と通信するための緊急通信装置を開発したいと考えていました。
装置は、ホームカメラシステムであるAmazon Alexaとも統合され、高度な
ワイヤレス接続オプションを持つ必要があります。社内のエンジニアリング
リソースが不足しているため、お客様はエッジとクラウドの両方の専門知識と
スマートホームの経験を持つパートナーを探していました。
eInfochipsは、ウォールマウントエッジ通信ゲートウェイの開発
（ハードウェア、ファームウェア開発、オーディオアクティベーション、
およびAzureクラウドの有効化）でお客様をサポートしました。装置は、
居住者の安全のために音声メッセージ警告とリアルタイムの緊急セキュリティ
アラートを提供します。

＜挑戦＞
お客様は、特に高齢者や体調不良の居住者向けに、センサー主導の生命を
脅かす緊急事態の早期発見にまたがるスマートホームプラットフォーム戦略
に取り組んでいました。お客様は、以下の機能と通信するための
エッジゲートウェイモジュールを開発する必要がありました。
機能：
・ベンダーゲートウェイの接続、防犯アラートのためのスマート
　ホームセンサーの統合
・セキュリティおよびインターコム機能を備えた複数の通信デバイスの統合
・深刻な音声の検出と中央サーバーへのイベント送信

＜解決＞
eInfochipsは、居住者をオペレーションセンターや緊急サービスに
接続するために、クラウドサーバーと通信するエッジゲートウェイ
モジュールを設計／開発しました。主な製品機能は次の通りです。
・壁取り付けタイプのエッジ接続ゲートウェイハードウェア、および直感的な
　LEDパターンを備えた筐体設計
・i.MX8Mクアッドコアプロセッサベースのファームウェア開発
・インテリジェントVoIPならびにAndroidアプリケーション
・Wi-FiとBluetoothの統合
・優れた音声品質（エコーキャンセレーションとノイズリダクション）
・AzureクラウドとIoT接続
・スマートホームカメラの統合、エッジゲートウェイコマンドベースの動作
・防犯警報のスタートストップ機能
・テキスト読み上げ（TTS）ベースのアラート音声メッセージのサポート
・セキュリティアラートと音声メッセージ警告

＜効果＞
・転倒検知による高齢者への生活支援、安全性向上のための緊急対応チームへ
　の防犯警報
・最新の都市コミュニティのセットアップにて本コネクテッド装置を
　10,000棟へ展開

詳細はこちらから御確認いただけます。

https://www.einfochips.com/resources/success-stories/emergency-communication-edge-gateway-for-smart-home/

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