この iHP 電源システムは、開発企業のシステムへのアナログまたはデジタルインターフェースの搭載が可能であり、
CANbus、イーサネット、RS485 等の標準通信プロトコルをサポートします。デジタル制御では、アーティセンの高度な
PowerPro ソフトウエア・グラフィカルユーザーインターフェース(GUI) の使用を可能にし、単体または複数iHP システムの全機能を制御及びモニターできます。
また PowerPro GUI はグラフィックなスクリプト作成機能を備えており、ユーザーは独自のプロセス制御ルーチンを書き込むことが可能です。
さらに iHP 電源システムは、広範囲の負荷に対応する効率的な力率改善回路(PFC) 及び全高調波歪抑制(THD)を備えています。
多相連続モード・ブースト PFC アーキテクチャを採用しているため、リップル電流のキャンセルで EMI 低減と電解コンデンサの寿命延長を実現しています。
ユーザーは iHP システムを、単相又は 3 相入力に構成可能です。
ユーザーは出力を電圧源、あるいは電流源で設定可能なため、アーティセンが提供する標準モジュールの製品範囲から独自のアプリケーション要件に
完璧に合わせたカスタマイズができます。これらのモジュールは、高精度の電圧と電流共有を実現しながら直列または並列の接続が可能です。
特殊な負荷及びアプリケーションに対応して、iHP シリーズは抵抗性負荷、容量性負荷、LED 負荷等の 3 種類の補償設定にプログラム可能です。
なかでも LED 負荷補償は、連続した LED ストリングに高電圧を要する大規模植物栽培ファームに対し、新たなアプリケーションを拓きます。
安全規格
・ UL 60950-1 2nd Edition; EN60950-1;IEC60950-1/EN60950
・ CSA C22.2 No. 60950-1-07, 2nd Edition
・ EN60601-1; IEC60601-1; IEC60601
・ UL 60601-1 1st Edition; ANSI/AAMI ES60601-1 (2005 + C1:09 + A2:10) 3rd Ed
・ CAN/CSA-C22.2 No. 60601-1 (2008)
・ CB Certificate and Report
・ CE (LVD+RoHS), EN60950-1