2021年6月【Xsens】頑強なパッケージングにより過酷な環境下でも高性能な慣性測位センシングを実現する新製品を続々とリリース

頑強なパッケージングにより過酷な環境下でも強い耐性をもち、
3軸加速度センサー/3軸角速度センサー/3軸地磁気センサーを内蔵する
慣性測位センサーモジュールMTi-600シリーズでは以下のポートフォリオ
を展開しています。

• Inertial Measurement Unit (IMU): MTi-610
• Vertical Reference Unit (VRU): MTi-620
• Attitude and Heading Reference System (AHRS): MTi-630
• GNSS aided Inertial Navigation System (GNSS/INS): MTi-670/680G

MTi-670GはGNSS/INSに対応し、モジュールに実装された
3軸加速度センサー/3軸角速度センサー/3軸地磁気センサーからの入力情報と
外部GNSSレシーバからのデータをXsens独自のセンサーフュージョンアルゴリズムにて
容易に高い精度で同期することが可能です。これによりリアルタイムで3Dでの位置や
速度、方位について高精度なデータ取得を可能とします。

MTi-630RはAHRSとして最適であり、3軸加速度センサー/3軸角速度センサーに加えて
3軸地磁気センサーがモジュールに内蔵されており、北方位を基準として正確なヨー角を
検出します。これにより、3Dでの加速度、方位や速度の変化量、磁場データなどの
情報取得やリアルタイムでのロール/ピッチ/ヨー角の検出を可能とします。

MTi-670GおよびMTi-630Rは、IP68対応のアルミ筐体で小型に実装されており
(40.9mm x 56.5mm x 36.8mm)、激しい振動/衝撃に耐えられるパッケージ仕様と
なっています。どちらの製品もCANおよびRS232Cインターフェースを実装しており、
出力データレートは最大2kHzとなっています。

＜モジュール内部のブロック構成＞