2023年/1月【RECOM】150Wと300Wのハーフブリック新DC/DCをリリース

RECOMは、高コストパフォーマンスで幅広いDC/DCコンバータ製品群に、業界標準のハーフブリックパッケージ2製品を
追加しました。

定格出力300WのREC300H-Wは、DC9V～36Vの幅広い入力からDC12V、15V、24V、48Vを出力し、DC3kV/1分で
絶縁されています。150W出力のREC150H-UWは、DC9V～75Vの超ワイド入力範囲から300W製品と同じ出力電圧に加え、
航空電子システムやPoEアプリケーションに適したDC28V、54Vを出力し、DC2.5kV/1分で絶縁されています。

REC300H-W、REC150H-UWの両製品は、入力不足電圧、短絡、出力過負荷、過電圧に対して厳重にレギュレートされて
おり、保護されています。

出力はすべて±10%で調整可能で、リモートセンシング機能を備えています。また，イネーブル入力も備えています。
部品は完全に密閉されており、負荷範囲全体で最大ベースプレート温度105℃まで高効率で動作するので過酷な環境に
適しています。また、外部フィルタリングにより、クラスAおよびクラスBのEMC規格に対応します。

ハーフブリックパッケージは、フットプリント57.9 x 61mm、ベースプレート冷却時の高さは12.7mmです。
REC300H-W と REC150H-UW のスルーホールピンは標準的な配列で、コスト削減と性能アップのために市販の他製品と
ドロップインで交換することができます。

「これらの新しい DC/DCの拡張された入力範囲は多くの一般的な公称入力電圧をカバーしており、
また広い出力範囲により通信、産業、航空、PoE等多くのアプリケーションに適しています」と
RECOM の DC/DC 製品マネージャである Matthew Dauterive はコメントしています。