2022/7月【eInfochips】テレマティクス向けのカメライメージチューニング

eInfochips社は、製品およびソフトウェアエンジニアリングサービスを提供する、
米国Arrow Electronicsの100%子会社です。 140ヶ国以上に500以上の製品を
4,000万台以上出荷し、デバイス、デジタル、品質、シリコンエンジニアリングの
サービスを提供する、エンジニアリングニーズのワンストップショップとして
事業を展開しています。
今回はその多くの開発事例の中からテレマティクス向けのカメライメージチューニングの
事例を紹介いたします。

＜概要＞
お客様は、フリート管理用のモバイルコンピューティングプラットフォームの
大手プロバイダーです。このソリューションは、ドライバーの行動を記録し、
ドライバーの運転パターンを監視し、日常のルートでの車両追跡をライブで提供する機能を
備えたデュアルビークルカメラシステムで構成されていました。これらの高度な分析により、
この製品は他に類を見ないものでした。お客様には、より高い市場シェアを確保するための
市場投入までの時間が厳しい新規ビジネスがありました。
お客様は、カメラベースの製品設計とカメラセンサーの画像調整を行うための
インフラストラクチャの経験を持つエンジニアリングパートナーを探していました。

eInfochipsは、イメージセンサーの画像調整を含むカメラベースの製品設計と
開発のすべてを受託しました。

＜挑戦＞
お客様は、さまざまな条件で調整および動作する必要があるカメラソリューションを
開発したいと考えていました。デフォルトのイメージセンサーパラメータを使用したプロトタイプには、
被写体ぶれ、ノイズリダクション、画像の鮮明さ、青みがかった色などの画質の問題がいくつもありました。
お客様は、イメージセンサーのチューニングをサポートできるパートナーを必要としていました。

＜解決＞
eInfochipsは、社内の画像調整ラボとインフラストラクチャを活用して、
お客様の要求を満たすように画像センサーを正しく調整しました。
主なハイライトは次のとおりです。

・Qualcomm製 Snapdragon624ベース
・Android8、J1455準拠
・完全なカメラの設計と開発
・Android BSP、Chromatix Setupなどのソフトウェア開発
・複数のオムニビジョンセンサーOV9282、OV9284、OV2718のイメージセンサーチューニング
・品質のための主観的な画像調整
・ローライトとノーマルデイライト
・夜間シナリオ – 街灯あり、街灯なし、反対側の車両のヘッドライト
・品質最適化のための画像調整 – ノイズ、シャープネス、被写体ぶれ、露出

＜効果＞
eInfochipsは、厳しい画質要件を達成するべくイメージセンサーを正しく調整しました。
eInfochipsは、画像チューニングに豊富な経験を持っていたので、そのサイクルタイムを短縮し、
製品の市場投入までの時間を短縮することができました。

詳細はこちらから御確認いただけます。

https://www.einfochips.com/resources/success-stories/camera-image-tuning-for-telematics-solution/

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