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eInfochips社は、製品およびソフトウェアエンジニアリングサービスを提供する、
米国Arrow Electronicsの100%子会社です。 140ヶ国以上に500以上の製品を
4,000万台以上出荷し、デバイス、デジタル、品質、シリコンエンジニアリングの
サービスを提供する、エンジニアリングニーズのワンストップショップとして事業
を展開しています。
今回はその多くの開発事例の中から防火・安全システムの設計開発の事例を紹介
いたします。
<概要>
お客様は、建築技術と防火・安全ソリューションで活動しているアメリカの多国籍
コングロマリットです。お客様は、すべての製品シリーズに共通のハードウェアおよび
ソフトウェアプラットフォームを備えたi.MX8ベースの防火パネルの開発を望んでいました。
また、サイバーセキュリティの規格を維持しながら通信の冗長性を提供するために防火・
安全装置を支援するネットワーキングソリューションも望んでいました。
eInfochipsは、この次世代防火パネルの設計と開発のすべてを受託しました。
eInfochipsは、部品の選定、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアの開発と
検証、および事前認証を直接サポートしました。
<挑戦>
お客様には複数のハードウェアプラットフォームがあり、さまざまな防火・安全製品を
接続するためにさまざまなネットワークトポロジが必要でした。これらの制限により、
サードパーティのサービスプロバイダーに依存している間、お客様に高いメンテナンス
コストが発生しました。その他の課題としては、部品の寿命が短くなることと
サイバーセキュリティの脅威も含まれていました。
<解決>
eInfochipsは、コンテナ化されたファームウェアアプリケーションを持ちながら、
共通のハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを備えた次世代の防火パネルの設計と
開発のすべてを受託しました。eInfochipsは、部品の選定、ハードウェア、ファームウェア、
ソフトウェアの開発と検証、および事前認証を直接サポートしました。
また、お客様に、ネットワークの面で防火・安全機器の通信の冗長性を高めるのに
役立つネットワークカードを提供しました。 このネットワークカードは、サイバー
セキュリティの規格を維持しながら複数のトポロジで接続できます。
<キーハイライト>
・i.MXシリーズベースのマルチネットワークトポロジプラットフォームの設計
・すべての部品が最低8年の供給保証
・UL、FCC、ENの認証
・ネットワーク全体の同期、ワイヤレスネットワーク、既存の防火パネルとの下位互換性
などの機能の追加
・サイバーセキュリティの脆弱性管理と脅威のモデリング共通のプラットフォームをサポート
<ツール、テクノロジー、プラットフォーム>
・通信用のNUP2.0、AIO/IB2、IFAM、DOL/MOLプロトコルスタックのポーティング
・カーネルバージョン5.4のIOT-PDK YoctoベースのBSP
・i.MXシリーズベースのプロセッサ
・Microchip製7ポートスイッチ KSZ9477S
<効果>
・共通のアーキテクチャによるメンテナンスコストの30%削減
・未来的なデザイン、スケーラブルなソリューション、およびレガシーの近代化
・共通プラットフォームによるコスト削減
・維持とメンテナンスの削減
・コントローラーからのネットワークの責任を軽減
・機器キャビネット間の通信に冗長性を提供
・さまざまな物理インターフェイスをサポート
・既存のソリューション(自己診断、分析など)からの改善された診断
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